VOLVO MALFUNCTION CASE STUDIESボルボ故障事例集
- ボルボ中古車のコクスンHOME
- ボルボ故障事例集
- 水まわり関連のトラブル
- 冷却水ファンの故障・交換
水まわり関連のトラブル
冷却水ファンの故障・交換
ラジエーターは熱を空気中に放出してLLCを冷却します。 走行しているときは前方からラジエーターに風があたるからいいですが、止まっているときは困る。 そこでラジエーターファンをつけて強制的に冷やしています。現在ではモーターによって駆動する電動ファンが普及しており、LLCがあらかじめ設定された温度に達するとスイッチがはいって自動的に回りだします。渋滞などで停まっていると、突如としてエンジンルームからブーンといううなるような音が聞こえ出すことがあるが、これは水温が上昇して電動ファンが回り始めたからです。しかし、なんらかのトラブルによって電動ファンが回らないことがあります。
電動ファンの軸受けの焼付きというトラブルが発生し、それによって電動ファンが回らなくなると水温がぐんぐんと上昇し、やがてオーバーヒートに至ってしまいます。もし水温が異常なほど高温になったら、すぐに車をとめ、冷却水の量を点検し、ラジエーターキャップやラジエーターからの水漏れは無いかを点検してください。それでも異常がない場合は冷却水ファンをチェックしましょう。
チェックの仕方は電動ファンを手で回せないようなら焼きつきが発生していますので交換するしかありません。なお電動ファンは突然動き出しますので必ずエンジンが冷えているときにチェックしましょう。また電動ファン本体が故障していない場合はリレーやヒューズが切れている場合もあります。
修理費用例
冷却水ファン42,210円
作業工賃10,000円
合計金額52,210円
ヒューズが切れている場合はヒューズ代、工賃800円
※表示価格は税別価格となります。
※価格はボルボV70を基準とした参考価格です。
※車種・年式・グレード等により金額が異なります。
※詳しい金額等に関しては、お問い合わせください