軽快な走りと、スタイリッシュなスタイルが人気のボルボV60。傾姿勢のボディラインは、クーペのようにリアに下がっていくルーフラインと、ダブルウェーブと呼ばれる抑揚のあるサイドウェストラインが特徴的です。

初代の登場は2011年からとなり、型式はFB/FD、モデルコード155と呼ばれています。当時の新世代ボルボを代表するモデルとして、V60とV40の新しい流線的で北欧スカンジナビアンデザインを取り入れたスタイリッシュでスポーティな印象が、それまでのボルボと言えば角張ったボディと言った概念を一掃させました。
2014年以降からの後期型モデルではフロント周りのデザインを一新。より上質で高級感のある印象となり、その後のボルボのプレミアムブランドとしての風格を感じさせてくれます。

二代目となる型式ZB・モデルコード225のボルボS60は2018年から国内販売が開始されました。プラットフォームはSPA（Scalable Product Architecture、スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャ）と呼ばれ、ボルボが独自開発したDセグメント-Eセグメント用のFFとFFベース4WD車用のモジュラープラットフォームになります。
ZB型ボルボV60はエンジン車のみが設定され、T4、T5エンジンにエンジン過給機（ターボ・スーパーチャージャー）を設定。リチャージと呼ばれるプラグインハイブリッドも用意しています。