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ボルボV40試乗記
2020.08.14
ボルボのカスタマイズ
昨日のブログで書いたようにデモカーのHEICO SPORTIV HS4(ボルボV40のハイコスポルティフコンプリートカー)を改めて試乗してみました。
ブレーキキャリパーをフォリアテック製ラッカーによってブルーに塗装し、よりスポーティなイメージとなったV40。何とも惚れ直した気分になって、今まで何十時間と乗ってきたデモカーをまた走らせてみたい気分に。
こちらのV40は2013年式の前期モデルですが、後期型のトールハンマーヘッドライトを移植しています。グリルも後期型に変更し、より高級感の増したエクステリアにカスタマイズしています。
アルミホイールはHEICO SPORTIV のヴォリューションⅦと呼ばれる19インチアルミホイールをインストール。車高もHEICO SPORTIV のローダウンセッティングで約3cmほど低くなっています。
エンジンコンピューターもHEICO SPORTIV によるCPUチューニングがされており大幅な出力・トルクアップがされています。そして、走行が楽しいのはシフトノブを左に倒した「Sモード」。変速タイミングが短くなり、よりスポーティでパワフルな運転が楽しめます。
私がボルボV40で好きなところの一つに、このレザーシートがあります。高品質で厚みがあり触るだけでも気持ちの良いレザー。座っても人間工学に基づいたシート設計により疲れにくい最良なシートです。こういった内装の質感の高さがボルボの素晴らしい所です。
燃費は走り方や道路環境に左右されますが、約11km/Lから13km/L程度といった所です。ガソリンはもちろんハイオク。スポーツモードで走る機会が多いので、こちらのハイコスポルティフHS4は若干燃費が落ち気味の11.1km/Lを記録しています。
久しぶりのデモカー、ボルボV40を走らせて、ゲトラグ製DCT(デュアルクラッチトランスミッション)の小刻みな変速が気持ち良い! 故障リスクもある程度高く(10台に1,2台程度)、2015年以降のアイシンAW製8速オートマチックトランスミッションを好まれる傾向ですが、私個人的にはこのスポーティな走りを味わえるゲトラグ製DCTが大好きです。ぐっと踏み込めばステップATでは味わいにくい軽いタッチで小刻みにステップアップしていくミッションのようなデュアルクラッチの駆動システム。シフトアップとシフトダウンを繰り返すフィーリングの良さは病みつきになるほど気持ちが良い。とくにSモードでその良さが存分に味わえます。
この年代の良さはやはりアダプティブ・クルーズ・コントロールが装備されていること。昔からあったクルーズコントロールシステムに加え、高速道路上で前に走る車をセンサーが捉え、クルーズコントロールシステムで設定した制限速度内の全速度領域で、前の車に一定の距離を保ったまま”追従”してくれます。
このシステムのお陰でアクセルやブレーキを頻繁に踏まずとも、高速道路を快適に走行し続ける事が可能です。クルーズコントロールシステムだけでは設定速度で走り続けるだけですので、前車に対して追突してしまいます。その為にブレーキを踏み、またクルーズコントロールシステムをオンにして、と何度もアクセル&ブレーキワークが必要でした。
私自身が今乗っている車が875(2000年式ボルボV70-8B5244型)なのですが、このアダプティブ・クルーズ・コントロールがついていないので、2013年以降のボルボS60やV60、V40系が羨ましくて仕方がありません。。特に遠方出張が多いのでこういった機能は大変重宝しますね。 この機能は前車を的確に捉えるセンサーが必須ですので、ボルボが世界に先んじて開発した前方感知の自動ブレーキシステムの技術が生かされていると言えます。
約1時間程度の試乗をしてきましたが、やっぱりV40のサイズ感、DCTの気持ち良い走り、そしてHEICO SPORTIV でチューニングされたエンジンや足回りのセッティングがとても素晴らしいと感じる車でした。
まだまだデモカーとしての役目がこれからも長いHS4ですが、何年か先に是非自分自身が買い上げたい!と思ってしまいます。
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