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【整備事例】ボルボ V70 3.2 SE(2008年式) フロントドライブシャフトブーツ交換・アクスルシャフト左右交換
2025.12.06
ボルボのメンテナンス2008年式ボルボ V70 3.2 SEの整備事例をご紹介します。
お客様より点検のご依頼を受け、走行時の異音や振動の原因を探るため足まわりを確認しました。

点検の結果、フロント左右のドライブシャフトブーツ締め箇所からのグリース漏れを確認しました。
ドライブシャフトブーツは内部のグリースを保持し、ジョイント部を保護する重要な部品です。
ここから漏れが発生すると、ジョイント内部に異物が混入し、異音や振動、最悪の場合はシャフト破損につながるおそれがあります。
今回は、ブーツの劣化に加えてアクスルシャフト自体にも摩耗が見られたため、
フロント左右ドライブシャフトブーツ交換とあわせて、アクスルシャフト左右の交換も実施しました。

交換後は走行時の振動が解消され、加速時・旋回時のフィーリングも滑らかに改善。
足まわり本来の静粛性と安定感が戻り、安心してお乗りいただける状態になりました。
V70は重量のあるモデルのため、足まわりの負担も大きく、シャフトまわりのトラブルが比較的起きやすい傾向にあります。
異音やグリースの飛び散りなどが見られる場合は、早めの点検をおすすめします。
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