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【修理事例】ボルボ XC60 D4 SE(2015年式) エンジンチェックランプ点灯修理 吸気・EGR系リフレッシュ整備
2025.12.06
ボルボのメンテナンス2015年式ボルボ XC60 D4 SEの修理事例をご紹介します。
「エンジンチェックランプが点灯した」とのご相談で入庫され、当店にて診断を行いました。

診断の結果、D4エンジンで発生しやすい吸気系およびEGR系統の汚れ・詰まりが原因と判明しました。
ススやカーボンが蓄積されることで、排気再循環システムや吸気流量が正常に機能せず、警告灯点灯や出力低下を引き起こします。
今回は、以下の整備を実施しました。
・EGRクーラー洗浄
・EGR関連ガスケット類交換
・インテークマニホールド洗浄
・インテークガスケット交換
・スロットル交換
・フューエルパイプ交換
・吸気圧センサー清掃
・ヘッドカバー交換(オイル漏れ対策)

各部の洗浄と部品交換により、吸気・EGR系統の流路をしっかりとリフレッシュしました。
また、ヘッドカバーも劣化が進んでいたため交換し、オイル漏れの防止とエンジンの密閉性を回復しています。
整備後はエンジン警告灯が消灯し、アイドリングの安定性・加速のスムーズさが改善されました。
D4エンジンはススの蓄積によって性能低下が起こりやすいため、定期的な洗浄メンテナンスが非常に重要です。
エンジンの違和感やチェックランプ点灯が見られた際は、早めの診断をおすすめします。
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