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シリンダーブロック・クランクケースの接合部分に歪み
2024.06.29
ボルボのメンテナンスボルボV40D4エンジン(MD4204T)にてオイル漏れの点検作業をしていましたが、シリンダーブロック・クランクケースの接合部分に歪みが発覚。
こちらオイルパンとの接合部分と違いパッキン交換する部分ではないのですが、この歪みは異常でした…。
エンジン内部を確認すると、クランクシャフト自体が曲がってしまっている事が判明。
クランクシャフトに歪みがありますのでピストンの駆動にも影響を与え、エンジン内部を削っていたようでした…。
今回、シリンダーブロック内部が歪み・損傷がありましたので、修正作業は出来ず、エンジン自体の交換となりました。
ボルボのDRIVE-E 2Lエンジン”420型”での、大きな不具合事例として、勉強になりました。
走行距離は8万キロを超えており、現オーナー様は昨年買い替えされたばかりでしたので、前オーナー様のオイル管理が悪かったのか、あるいは新車時からの個体差による経年劣化だったのかは謎です…。
今回の作業は クランクオイルシールからのオイル漏れ発覚からの点検作業にて原因追究させて頂きました。
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