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ボルボDCT(デュアルクラッチトランスミッション)の不調修理
2024.05.24
ボルボのメンテナンス今回、ボルボV70 T4 SEにお乗りのオーナー様より
デュアルクラッチトランスミッション(DCT)の不調による修理相談を頂きました。
フォード・ゲトラグ製のDCTは、軽快な走りが楽しめるミッションのようなトランスミッションで、一時期のボルボに搭載がされていました。(現在はアイシン製オートマチックトランスミッションが中心)
このゲトラグ製DCTが日本国内の道路環境・走行環境になじまないのか、度々故障の症状が出てしまう事があります。
具体的には、走行時のギクシャクとした違和感や、変速時のショックの大きさ、変速タイミングのズレ(ひっぱり)、トランスミッション警告灯表示、バックが出来なくなる、特定の段速に固定されてしまう 等の故障が報告されています。
今回診断をさせて頂いた結果、クラッチカバーからのトランスミッションオイル漏れが確認できました。
修理内容としましたは、トランスミッション本体を脱着し
・クラッチカバーの交換
・シフトフォーク周りの清掃
・トランスミッションオイル
・ATフィルター
・ATオイルパンガスケット
といった一通りの部品を交換します。
オーナー様からのご要望により、同時にタイミングベルトキット一式を交換もさせて頂きました。
走行後の走りがとても良くなり安心しました。DCTの気持ちの良い走り心地が私も好きですので、今後も長く乗っていただけるようになり嬉しく思います!
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