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事業承継
2024.12.04
経営者ブログ【経営者ブログ】
コクスンの平野です。
今回は「事業承継」についてブログを書いてみたいと思います。
当社コクスンは2006年6月に私が創業した会社です。
その後、2016年に茨城県土浦市にあった自動車整備工場、有限会社浦南モータースの事業継承を行い
現在は吸収合併した後、コクスン土浦店として、元々の整備工場を引き継いでいます。
縁もゆかりも無かった土浦市に、ある日突然
先方の経営者御子息の方よりお電話をいただき、
「当社社長（父親）が高齢のため、事業承継を考えています。
子供の頃から慣れ親しんだ整備工場、沢山の顧客、社員を
大切に引き継いていただけないでしょうか？ 」
との思いを聞かせていただきました。
もともと先方の会社でも、ボルボの整備を長年行ってきた経緯もあり
先方経営者御子息の方が、当社のことをよく知っていただいていました。
私達の取り組む姿勢に共感いただき、事業を承継するなら、コクスンに。
との強い思いをいただいた事から、
私は二つ返事で承諾させていただきました。
その後も2社の事業継承をすることとなる当社ですが
私は事業承継する際に一番に大事にしていることがあります。
それは、
『従業員の幸せを定年まで守り抜くこと』
それが全てであり、絶対的な一番です。
事業を引き継ぐ訳ですから、その会社の魅力的な事業、販路、立地、設備に対して
金銭的な対価、事業承継としての策略は確かに大事なことです。
ですが、私はそれ以上に、比較にならないほどに
引き継ぐ社員の人生、生活を、その方々が定年に迎えるまで
私が守り抜くのだという、私自身の人生もかけて、強く誓っています。
これはコクスンという会社自体を私が0から創業し、
会社の存続が私の人生そのものだという仕事感から来ているものでもあります。
会社、事業は、儲かるための手段やビジネスモデルではなく
社員皆が物心ともに幸せになるためにある。
というのが私の経営理念であり信念です。
だからこそ、
事業承継をするということは
その会社の従業員とそのご家族の、これからの人生全てをお守りし背負っていくという
本当に強い覚悟を持たせていただくことだと思っています。
そして、一旦は落ち込んでしまった事業を
また新しい息吹を注ぐことによって、一緒に成長し、希望を皆で持てるようにし
お客様、地域の皆様とともに、永続的な幸せを追求していくことが
事業承継をさせていただく側の経営者の責務だと信じています。
そんな強い思いで、初めて事業承継をさせていただいた有限会社浦南モータース、現コクスン土浦店。
もともといた社員は現在も二人ほど、コクスン土浦店で働いて貰っています。
さらには、先代経営者、その奥様、御子息の方々とは、土地の大家さんとして、今でも非常に良い関係性を続けさせていただいています。
土浦市永国の地域の方々にも少しでもお役に立ちたい、地域に根ざしたお店でありたいと思っています。
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