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【整備事例】ボルボV60 EGR&インマニカーボン洗浄、及びエンジンマウント交換
2026.07.02
ボルボのメンテナンス今回ご紹介するのはボルボV60の整備事例です。 優れた環境性能と怒涛のトルクを両立したクリーンディーゼルエンジンを搭載した人気ワゴンです。初度登録は2017年、今回の入庫時における走行距離は約10万kmです。

オーナー様より「エンジンチェックランプが点灯してしまった」とのご相談をいただき、新車時のように軽快に走らせるための集中治療を実施しました。ディーゼルオーナー様必見の真っ黒な煤(カーボン)との戦いの様子をお届けします。
今回の主な整備内容は以下となります。
EGRクーラー & インテークマニホールド洗浄
エンジンマウント交換
専用診断機にてEGR制御関連の故障コードを検出しました。クリーンディーゼルは構造上、排気ガスを一度エンジン内に戻して再燃焼させる「EGRシステム」を備えています。しかし10万km近くの走行距離となると排気ガスに含まれる真っ黒な「煤(カーボン)」が通路に堆積して空気の通り道を塞いでしまいます。これが警告灯が点灯する直接の原因です。
原因となったEGRクーラーを特殊な洗浄剤を使って内部の硬い煤を根こそぎ削ぎ落とします。さらに同じくらいの高確率で詰まるインテークマニホールドやハウジング、スロットル、吸気圧センサーも同時に脱着して洗浄します。ガスケット類もすべて新品に交換してエンジンが本来のクリーンな空気を吸い込めるように復活させました。
右側のエンジンマウントも交換です。 重量のあるエンジンを支えるゴム製のマウントが経年劣化で潰れていました。新品に交換したことでアイドリング時に車内に伝わっていた「ブルブル」という不快な微振動が消え去り、静粛性が劇的に向上しました。





蓄積していた煤を洗い流した後、すべてのパーツを組み上げてテストドライブです。アクセルを踏んだ瞬間のレスポンスが驚くほど軽くなり、「D4エンジンってこんなに滑らかで速かったんだ!」と新車時を彷彿とさせるトルクフルな走りが復活しました。蓄積したカーボンを取り除くことで燃費の改善も期待ができます。
ボルボのクリーンディーゼルモデルは非常タフですが、10万km前後を境にEGRの詰まりが同時にやってきます。愛着のあるボルボと20万kmへ向けて長く付き合っていきたいとお考えのオーナー様、ぜひ一度コクスン各店(北名古屋、土浦、野田、横浜)まで健康診断をご相談ください。
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