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【整備事例】ボルボV70 DCTオーバーホール(クラッチリペアキット&スピードセンサー交換)

2026.09.30

ボルボのメンテナンス

本日はボルボV70の整備事例です。 堂々たるボディサイズと上質な室内空間で長年愛されるステーションワゴンの王道モデルで、走行距離は約11万kmを超えたタイミングでのご入庫です。
オーナー様より、トランスミッションの変速ショックや不調に関するご相談を受け、お車をお預かりしてオーバーホール修理を施工させていただきました。

「Powershift 6速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)」はダイレクトでスポーティな走りが魅力ですが、10万kmを超えてくるとクラッチ部分の摩耗や内部センサーの不具合による変速不良が発生しやすくなります。

作業はトランスミッションを車両から丸ごと降ろし、内部を分解して動力伝達の要であるクラッチ機構を交換するという重整備となります。ディーラー様ではミッション交換となりますがコクスンでは熟練したメカニックがオーバーホールを実施、修理費用を抑えることができます。

ミッションを降ろすとこのような状態になります。


ミッション内部は複雑な仕組みになっていて、熟練のメカニックでも細心の注意で作業をします。摩耗の進んでいたクラッチ周りをリフレッシュ。併せて、A/Tフィルター、A/Tオイルパンガスケットなどのパッキン類をすべて新品へと交換し、オイル漏れを遮断して気密性を復元します。

スピードセンサーは内部に装着されており、万が一のことを考慮してオーバーホールを機会に新品に交換します。このセンサーが壊れるとコンピューターがギアの回転を正しく把握できなくなり、突然変速不能(エマージェンシーモード)に陥ります。ミッションを降ろしているタイミングで交換しておけば、二重の工賃が発生せず、将来的なトラブルを予防できます

DCTを長く乗る場合の注意点はいくつかありますが、その1つがDCTオイル交換です。エンジンオイルと同様に定期的なオイルとフィルター交換は必須となります。


作業完了後にロードテストを実施、発進時のギクシャク感や不快な変速ショックが消え去り、アクセルを踏み込むと滑らかに吸い付くようにシフトアップしていく、DCT本来の軽快な走りが復活しました。

「発進時にガタガタと車体が震える」「変速のタイミングが不自然で警告メッセージが出た」というボルボオーナーの皆様、諦めて手放してしまう前に、ぜひ一度コクスン各店(北名古屋、土浦、野田、横浜)までご相談ください。

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