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【整備事例】ボルボXC90 フロントハブベアリング交換

2026.09.30

ボルボのメンテナンス

本日はボルボXC90の整備事例です。重厚な質感と3列シートの優れた居住性を誇るラグジュアリーSUVで、現在の走行距離は約11万kmです。今回はオーナー様より「走っていると足回りからゴーゴー、ゴロゴロと速度に合わせて大きな音が響いてくる」との足回り異音点検のご相談をいただきました。10万kmを超えた大型SUVモデルにおいて多発する異音トラブルです。

車両をリフトアップしてタイヤを空転させてガタつきの点検を実施、診断の結果、右フロントのホイールハブベアリング内部から摩耗異音が発生していることを特定いたしました。

ハブベアリングは車重2トンを超える巨体を支えながらタイヤをスムーズに回転させるための重要な軸受パーツです。10万kmを超えるとベアリング内部の金属ボールやレース面に微小な傷・摩耗が発生し、速度を上げるほど「ゴーゴー」という低い不快な唸り音が車内に充満するようになります。

今回故障していたのは右側でしたが、走行距離11万kmの段階で左側のハブベアリングも同様の負荷と摩耗を受けています。片側だけ交換しても近いうちに反対側から異音が発生する可能性が高いため、予防と安心を考慮して左右同時に新品へ交換を行いました。

作業完了後、一般道から高速域までのロードテストを実施しました。ピットアウトしてスピードを上げても車内に不気味に響いていた「ゴーゴー」という唸り音は消滅、直列6気筒エンジン本来の滑らかで静かなエンジン音だけが車内に包み込む、高級フラッグシップSUVにふさわしい静粛空間が復活しました。

ハブベアリングの摩耗異音はタイヤのロードノイズと症状が似ているため見過ごしてしまうケースがあります。放置するとベアリングの焼き付きやガタつきが進行し、最悪の場合は走行中にタイヤとホイールの脱落やロックを引き起こす非常に危険な部位でもあります。

「車速に合わせてゴー、シャーという音が大きくなる」「カーブを曲がるときに音が変化する気がする」というボルボオーナーの皆様、迷わずコクスン各店(北名古屋、土浦、野田、横浜)までご相談ください。経験豊富なメカニックが異音の原因を正確に特定して安全で安心なドライブをご提供いたします。

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