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【整備事例】ボルボV70 足回りのリフレッシュ
2026.07.01
ボルボのメンテナンス今回は今なお絶大な人気を誇る2代目ボルボV70、走行距離は約15万kmの整備記録です。

オーナー様より、「これからも長く大切に乗り続けたい」という決断をいただき、お預かり期間約50日にわたる足回り構成パーツのほぼ全交換メニューを実施させていただきました 。
走行距離が15万kmを超えると足回りのゴムブッシュ類は完全に潰れ、ショックアブソーバーも本来の衝撃吸収力を失ってフワフワ・ゴツゴツとした乗り味になってしまいます。今回は新車時のカチッとした乗り心地を復元するためにリフレッシュしました 。
今回の主な整備内容は以下となります。
左右フロント・リヤショックアブソーバー & 関連消耗品の交換
左右フロントコントロールアーム交換
左右フロントドライブシャフトブーツ交換
左右フロントハブベアリング交換
フロント側は左右ショックアブソーバーに加え、サポートプレート、スプリングアッパーシート、インシュレーター、バンプラバーのゴム製部品をすべて新品へ交換 。リヤ側も左右リヤショックアブソーバーとスプリングアッパーシートを交換 。前後共にゴム製部品を交換したことで衝撃吸収ラインを完璧に整えました。



左右共にフロントのコントロールアームのゴムブッシュが経年劣化で完全にちぎれていました 。この部品が劣化すると加速時やブレーキ時に足回りがグラグラと不自然に動き、直進安定性が著しく悪化します。今回は社外品のコントロールアームを使ってアッセンブリ交換 してフロントサスペンションのガタつきを完全にシャットアウトしました 。
また、駆動力をタイヤに伝えるドライブシャフトのゴムブーツが、右側はすでにオイル漏れ、左側はいつ破裂してもおかしくない大きな亀裂がありました。左右ともインナーとアウターの計4箇所のブーツをすべてボルボ純正の新品パーツを使って交換、内部のグリスも入れ替えました。

走行中に「ゴー」という異音やゴロゴロ感が出る原因となるハブベアリングも完全に破損していました 。この部品は特に重要な部品となり、最悪の場合はタイヤごと外れて大惨事になりかねない部品です。
今回は左右とも社外品のハブベアリングへ交換し、接続部のシーリングを純正品で交換 。これによりタイヤが一切の抵抗なく滑らかに転がる本来の静粛性を取り戻しました 。

最後の作業として足回りの徹底整備なのでアライメントが狂っています。分解した足回りのアライメントをミリ単位で整える4輪トータルアライメント調整を実施して完成です。
すべての作業を終えテストドライブを実施しました 。 その乗り味はまさに「新車のボルボV70がタイムスリップして帰ってきた!」と錯覚するほどの激変ぶりです 。ハンドルを切れば狙ったラインへノーズが向く、欧州車らしい直進安定性と重厚な乗り心地が完全復活いたしました。
15万kmを超えたボルボですが、強固なボディを持つV70だからこそ、こうして足回りをフルリフレッシュしてあげることで何度でも新車時の輝きを取り戻すことができます。
「最近足回りがガタガタする」「タイヤ付近からゴーという異音がする」「愛着があるから予算をかけてでも新車の乗り味をもう一度取り戻したい」というボルボオーナーの皆様、コクスン各店(北名古屋、土浦、野田、横浜)までご相談ください。最善のご提案をさせていただきます。
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