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【整備事例】ボルボXC90 エアコンコンプレッサー&フロント・リアのエバポレーター交換
2026.09.30
ボルボのメンテナンス本日はボルボXC90の整備事例です。先進の安全技術と北欧ラグジュアリーが融合した3列シート・フラッグシップSUVで、現在の走行距離は約12万kmです。今回はオーナー様より「エアコンの風がぬるく、冷えなくなってしまった」との点検ご依頼をいただきました。
大空間の3列シートを持つXC90だからこそ夏場のエアコン不調は死活問題です。

点検を実施したところエアコンガスが完全に抜けてしまっており、システム全体の冷媒圧力が上がらない状態でした。専用の漏れ検知器でチェックを実施した結果、「エアコンコンプレッサー自体の作動不良」に加え、室内奥深くに配置されている「フロントエバポレーター」と「リアエバポレーター」の両方からのガス漏れを特定しました。
XC90のような大型SUVでは前後独立して室内を冷やすため、フロントとリアそれぞれにエバポレーターが備わっています。今回は冷媒サイクル全体を新車同様の状態へ戻すため、コンプレッサーと前後エバポレーターを同時に一新する抜本的な修理プランで施工しました。

車内前方のフロントエバポレーターを交換するためには、ダッシュボードやセンターコンソールを車内から完全に脱着する必要があります。ハーネスや内張りを傷つけることなく取り外し、慎重に組み上げました。
また、車内後方トリム内部に収められているリアエバポレーターも交換、リヤ側のエバポレーターも新調することで、広いXC90の室内全体を均一に冷やせる環境が整いました。
次に、エアコンガスを圧縮して循環させる心臓部の「エアコンコンプレッサー」を新品へ交換、 高額になりがちな純正コンプレッサーの代わりに信頼性の高い社外優良パーツをセレクト。同時に配線ジョイント部のO-リングを全数新品へ変更し、コンプレッサー接続部からのガス漏れを封じ込めました。

真空引きとガス充填を終えてエアコンをスイッチオン。 吹き出し口からは冷たい風が勢いよく吹き出し、後部座席まで一瞬で冷える室内空間が復活しました。最終的にエアコン風出口の温度を確認、問題なく修理が完了です。

エバポレーターの交換はダッシュボードの脱着を伴うため、一般的な整備工場様やディーラー様では非常に高い工賃見積りが出る重整備です。しかしコクスンではこれまでに数多くのエバポレーター交換を手掛けてきた豊富な実績とノウハウがありますので、今回のように社外優良パーツを組み合わせることで確実な品質を保ちながら総費用を抑えたスマートな修理が可能です。
「エアコンの効きが弱くなってきた」「ガスを補充してもすぐに抜けてしまう」「エアコンを入れると嫌なカビや甘い匂いがする」というボルボオーナーの皆様、ぜひお気軽にコクスン各店(北名古屋、土浦、野田、横浜)までご相談ください。
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